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1泊2日の秋田-山形ツアー初日は、初参加のイベント。 「究極の日本酒を味わう会 秋田の杜氏が大集合2010」 思う存分楽しむはずでしたが、2次会では撃沈... ゆきの美人(小林さん)&しらたき(山本さん)&新政(祐輔さん)&酒友たち、 申し訳ありませんでした&お世話になりありがとうございました。 ほんとはこっちがメインだったのに、1次会で飲み過ぎるなんて。 内容が整理出来たら、続きを書きます。 まずは、ご一緒していただいた方々への謝罪とお礼まで。 #
by tobingakoi
| 2010-03-20 01:31
| 楽しむ会
2年振りに、一泊二日の那須周辺への小旅行。家族を連れて訪れたのは、 初めてのこと。 家族連れとは言え、目的は「旭興」さんの蔵&那須湯本の「月井商店」さんを訪ねることだなんて、 家族の皆様には言えません~... 旭興さんの蔵を訪れるのは、「ミンナの酒」のしぼり以来。 渡邊さんとは毎年山形新酒鑑評会&仙台での定例飲み会でお会いしていますがね。 案内されたのは、新しく建てた事務所。その脇には、ご夫妻のご自宅なのかな? 毎年着々と設備投資をされてますね!! お話を伺うと、「遠心分離式のしぼり機」にご興味があるよう。槽でしぼる手間隙を考え たら、この設備を導入したほうがいいのでは?とのこと。粕歩合が50%程度なら導入 したいな~ なんて。この規模でこの考えかたをしているとは、ほんと脱帽です!! 宮城では「勝山」さんが導入していますが、粕歩合は70%なんだそうですよ。でも、 秋田の「能代」では50%位でしぼっているとの話もあるので、導入検討の余地はありそう です。 今期新たな取り組みとして、酒母二段仕込をやってみたとのこと。これって、石川県工業 試験場のHPに掲載されていたレポのやつか? 毎年なんらかの試験醸造をして、技術鍛錬を繰り返しているってのには、感心するばかり です。そんなことやっている蔵なんて、なかなか無いですからね。 来年は、ぜひ造りの時期に訪ねてみたいと思います。 今回「月井商店」さんで仕入れてきたお酒&Moreはコチラ。 2007年醸造の「ミンナの酒」。2年も月井さんの冷蔵庫で保管していただき、ほんと 申し訳ありませんでした。このお酒、山田錦50%+熊本KA-3で醸したお酒。 斗瓶4本で採ったお酒を、斗瓶毎に出荷していただいたもの。はたして、2年熟成させた お酒のお味は。 微妙ではあるが味には差があり、斗瓶3本目が旨み&膨らみともに抜群。1本目はまだ ちょっと若い。2本目はあと少しだけ熟成させたい。4本目は1本目に近い若さ。 採取したタイミングはそんなに違わないにもかかわらず、味わいが微妙に違うなんて、 日本酒は奥が深いお酒なんだな~っと、改めて感じさせられました。 そしてコチラは、 左から、「ミンナの酒」進化版と言える、 20BY雄町40%+熊本KA-3の純米大吟醸生原酒。 「ミンナの酒」1stVerは、2年熟成させてやっと味が乗ってきた程のシッカリとしたお酒 でしたが、進化版は今年の秋から来年の春先が飲み頃か? 前回の教訓が生かされてますね。 真ん中は、19BYの試験醸造品、「とちぎ酒14号」で醸した35%精米の純米大吟醸。 市販されたのはほんの少しだけ。渡邊さんが酒質に納得出来なかったのか、残りは 他のお酒にブレンドしてしまったそう。 新酒の頃はあっさりとしたインパクトの少ない酒でしたが、1年熟成させたこのお酒は T-F+K1401酵母両方の特徴が生かされた味わいになっていましたが、若干T-F の特徴が強いのかカプ系の華やかな香りと柔らかな味になっていました。 今が飲み頃ですね。 右のお酒は、20BY試験醸造「二段酒母」仕込みの純米。薄めの酒母と濃いめの酒母 を混ぜたものだそうで、酸と旨みが両立した酒質になっていました。火入れ版を ひやおろしとして出すようですが、どんな熟成経過を辿るのかが楽しみなお酒です。 予想としては、 燗して旨いお酒になりそう。これまでの「旭興」路線とは違ったものになるか!! 最後は、コチラ。 地元(黒羽)酒販店限定の、黒羽の原料にこだわったお酒。たわら寿の二代目に 頂きました。 初めて飲みました。こんなお酒が出ていたとは。冷やでも燗でも飲めるオールマイティー なお酒。たまか青ラベルの特純っぽいのだが、酸の出方が穏やか。 久しぶりの「旭興」ざんまいは、オドロキと感動の連続。 今後も目が放せない蔵ですね。 #
by tobingakoi
| 2009-05-05 03:07
| 日本酒購入履歴
1年前からこの日を待ち望みにしていましたが、残念ながら今年も「山形歓評会」が東京での開催 となってしまい、来年こそはなんて希望は持つまい!!と心に決めました。「山形歓評会」が地元 で開催されなくても、「山形県新酒鑑評会」さえあれば、出品酒は充分堪能できるんだから... と開き直っています。 というわけで、今年も行ってきました。 今回の出品は、 山形県純米酒部門-24蔵 山形県吟醸酒部門-44蔵 東北・新潟有志蔵吟醸酒部門-64蔵 その他全国有志蔵吟醸酒部門-67蔵 それぞれの蔵から2種類の出品酒が出ておりましたので、合計400本ものお酒をきき酒 出来るのです。とはいえ、全部のお酒を3時間程度できき酒するのは、体力的に無理。 今回は、250本程度きき酒をしてきました。 私の判断基準は、1升瓶¥10000出して買って飲みたいかどうか。 絶対欲しいお酒が「評価◎」 出来れば欲しいお酒が「評価〇」 「評価◎」 と 「評価〇」 の差は、以下のコメントを見ただけでは解らないでしょうが、 私的に言えば、含んでから吐き出した後の余韻までが、一本の線で繋がっているもの が「評価◎」で、途中で断線していたり細くなったりしているように感じるのが「評価〇」。 こんな表現でわかってもらえるかどうか... ◎と〇で同じ表現をしているお酒もありますし、好みでは無い部分や何が物足りない のかというネガティブな表現はしていないので。 また、自分自身、きき酒中に書いたコメントを後で整理して書いているので、すでに あやふやな印象のものもありますし。 っと、言い訳ばかりですが、気楽に見てやってください。 各部門で気になったお酒は以下の通り。 山形県純米酒部門 評価◎ ・千代寿-ハデでハリのある含み(ハデ旨)強めの酸 ・十四代-含みやわらか後半から余韻ハデ ・大山-しぼったばっかりなのかシュワシュワ感があるが旨み充分 ・雅山流-ハデでハリのある含み(ハデ旨) 評価〇 ・羽陽男山-硬くコクがあり秋が楽しみ ・くどき上手-含み始めハデ後半に硬め ・羽陽錦爛-硬くコクと酸があり秋が楽しみ 山形県吟醸酒部門 評価◎ ・あら玉-バランスの良い含みコク ・菊勇-含み始めハデ後半やわらかな広がりがバランス良い ・上喜元-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・麓井-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・大山-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・鯉川-ハデでハリのある含み(ハデ旨)適度な酸 ・白露垂珠-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・くどき上手-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・若乃井-硬めだが適度な含みとコク ・九郎左右衛門-ハデでハリのある含み(ハデ旨)とコク ・出羽桜山形工場-ハデでハリのある含み(ハデ旨) 評価〇 ・羽陽男山-硬くコクがあり秋が楽しみ ・朝日川-バランスの良い含みに適度な酸のアクセント ・千代寿-ハデでハリのある含み(ハデ旨)強めの酸 ・月山-ハデめの含みに適度なコクと酸 ・十四代-含み始めやわらか後半から余韻ハデめ ・奥羽自慢-硬くコクがあり秋が楽しみ ・出羽の雪-含み始め硬くコクあるが後半から余韻ハデめ ・東の麓-ハデでやわらかな含み 東北・新潟有志蔵吟醸酒部門 評価◎ ・喜久泉-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・じょっぱり-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・竿灯-やわらかな含みでバランス良い ・飛良泉-ハデめの含みに適度な酸でバランス良い ・出羽鶴-バランスの良い含みコク ・まんさくの花-硬めだが適度な含みとコク ・爛漫-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・黄金澤-ハデでハリのある含み(ハデ旨)とコク ・萩の鶴-ハデでハリのある含み(ハデ旨)とコク ・両国-硬めだが適度な含みと酸 ・奥の松-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・豊国-硬めだが適度な含みとコク ・末廣-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・宮泉-ハデでハリのある含み(ハデ旨) ・稲川-ハデでハリのある含み(ハデ旨)適度な酸 ・雪中梅-ハデでハリのある含み(ハデ旨) 評価〇 ・桃川-含み始めハデ後半に硬め ・浜千鳥-酢イソ系硬めで酸のインパクト ・勝山-やわらかな含みでバランス良い ・浦霞本社蔵-含み始め硬く後半から余韻ハデめ ・於茂多加男山-硬めだが適度な含み ・わしが国-硬くコクがあり秋が楽しみ ・浦霞矢本蔵-硬くコクがあり秋が楽しみ ・乾坤一-硬くコクがあり秋が楽しみ ・越乃八豊-やわらかくバランス良い ・麒麟山-やわらかくバランス良い その他全国有志蔵吟醸酒部門 評価◎ ・一品-やわらかくバランス良い ・来福-ハデでハリのある含み(ハデ旨)酵母が違う感じの味わい ・龍神-硬めだが適度な含みとコク ・早瀬浦-酢イソ系適度な含みとコクと酸 ・開運-ハデでハリのある含み(ハデ旨)とコク ・作-ハデめだがやわらかくバランス良い ・松竹梅-やわらかくバランス良い ・月桂冠-やわらかくバランス良い 評価〇 ・天鷹-ハデめの含みとコク ・松の寿-含み始めハデ後半やわらかな広がり ・旭興-ハデめでやわらかな広がり ・水芭蕉-硬めだが適度な含みとコク ・石鎚-硬めだが適度な含みとコク ・雪雀-酢イソ系適度な含み #
by tobingakoi
| 2009-04-05 23:47
| 楽しむ会
今日は、家族を連れて1時間ほどのドライブ。目的は、1月に旧中新田町内の酒蔵(山和・夢幻・真鶴)訪問の際、山和の大ちゃんに連れてってもらったラーメン屋「おざわ屋」さんへ行くこと。私の予想通り、うちの家族全員が大満足のご様子、連れてった甲斐がありました。 と、ここまでは予定通りなのでしたが、ふと私に浅はかな考えが湧いてきたのでした。 古川までの道のり、ちょっと寄り道していこう!! 県道からちょっと道を外れ川沿いを走ったところに、ふと湧いた目的のところがありました。 「宮寒梅」さんの蔵。 今期、何度かコンタクトを取ってもらったんですが、タイミング合わず行けず仕舞いになる はず の蔵でした。 家族のあきれた表情を他所に蔵の方へお邪魔すると、社長が打栓作業中にも関わらず、事務所の方へ案内してくれました。 しばし、社長と歓談。社長のお言葉「ビールで乾杯じゃなくて日本酒で乾杯してほしい」!!うちのお酒は、その1杯目に飲んで欲しいお酒なんです!!って。私も同感です!! 日本酒ファンでも、乾杯は「ビール」って人が多いですからね。日本人として、許せません!! そんな話をしつつ、いま娘呼んでくっから!!って席を外したのでした。 程なくして現れたのは、全身農作業姿の「おばちゃん」?? ほっかむりにマスク姿の彼女はいったい誰? んんん??「真奈」で~す!! ・・・・・・・「真奈」ちゃん!! 裏で、蔵の不要物を燃やしてたんです!!前の倉庫、取り壊すもんで。 とのこと。わがんね~っよ、そのかっこじゃ!! 突然で申し訳ありません...それも、家族連れで... どうしても、会って顔を見たかったんですよ。話聞きたかったんです。 造り終わっちゃったのに今更激励ってことも無いんですがね。 最後の仕込みだった「ひより」瓶詰め途中の「健弥」くんも混ざり、今期の酒談義。 「健弥」くんは、今期の造りも納得していない様子。 うちの酒、しぼった時点でもうピークなんですよ...麹がね... まだ造り2季で、こんなことを。若いもんは、知識の吸収が早いね~!! すごくいいバランスの若夫婦だ。やるな!! 早い段階で、凄いレベルまで行きそうな予感と期待をさせてくれる。 それを感じただけで、来た甲斐があった!! 厳しいことも言うが、応援してるよ!! 自分の娘・息子みたいな錯覚に陥る。事実、うちの娘とそんな変わらない年だし。 今期のお酒も、1年かけてじっくりと観察させていただきますね。 #
by tobingakoi
| 2009-03-15 02:36
| 酒蔵訪問
先月にお願いしていた蔵訪問。待ちに待った日が来ました。 なんやかんやで、毎年の恒例となっている阿部勘さんの蔵訪問、こんな近くに住んでいるのに、なかなか行くタイミングが無い。というか、忙しいのに申し訳ないという気持ちが先行してしまい言い出せない、と言った方が正しいか。蔵の方と仲良くなればなるほど、そんな気持ちになってしまう。 今回は、造りの方もおおよそひと段落する頃ということで、この日を迎えたわけです。 蔵へお邪魔すると、営業も菅井さんがいつもの調子でニコニコとお話を。最近の販売事情等々オフレコ話。ここ数年の間に、宮城県内でも首都圏で好評「阿部勘」ラベルのお酒が限定流通してきており、わざわざ首都圏の酒販店からの出戻り酒を買わなくてすむ状況は、ホント嬉しいことです。 昼の休憩から戻った「平塚杜氏」は、相当お疲れの様子ながら今期の造りについてお話をしてくれた。今期は、昨年同様の生産数(約500石)とのことだが、小仕込みが増え仕込み数は微増とのこと。注目すべきは、仕込みの間隔。通常の蔵は、1日1仕込とか2日で1仕込であるが、新人の蔵人が多いこと&しぼった後の処理(火入れ・瓶詰め)を適切なタイミングで確実に行いたいとの理由から、4日で1仕込にしたとのこと。その分、造りの期間は延びるがゆったりと作業が出来たので、気持ち的にも体力的にも良かったそうだ。当然、出来上がったお酒の方も。 蔵の中を案内していただくと、19BYから導入しているという「水流水圧式の洗米機」が目に留まる。 他の設備を一通り見ると、先日訪問した「勝山」さんの蔵と同じだ。大吟醸の仕込み水も、「勝山」さんから分けてもらっているとのことで、ちょっとびっくり。 麹の枯らし場で、先日の「勝山」さんでの出来事を話しながら、平塚さんは一言。うちの麹も相当硬いよ!!特に今期は、枯らし日数も長いから。 そうなんです。「勝山」さんの枯らし場で食べた麹の硬いこと硬いこと。こんな硬い麹は、今まで食べたことが無かったので、なんて話をしていた訳です。 麹がこんなに硬いと、お酒の方も味が出にくい(硬い)モノになるのでは?と質問したが、麹の硬さと味は関係ないとの答え。乾燥麹ってのもあるくらいだから。 そこから、更にマニアックな麹菌と酵母の相性なんて話に発展し、酒造りの奥深さを垣間見た感じです。 そうなんだ、酵母にだけ注目していてはダメで、麹菌との組み合わせが重要なんだね。 来期からの注目ポイントが増えました。 きき酒では20BYのお酒4種が並べられました。 純米吟醸福露しぼりうすにごりは、新酒1発目タンク1本限りの仕込だと思っていたが、数本仕込んでいるようで、現在出荷されているタンクのものはまだまだ蕾状態。 夏季限定で、酒米違いのVer(蔵の華55%)を出すそうなので、そちらも楽しみ。 純米大吟醸ひよりは、麹香が漂うスッキリしたお酒。19BYのお酒も新酒の頃はこんな感じだったそうだが、秋以降の味乗りの凄さは、平塚さんの予想していなかったとのこと。残念だったのは、20BYは吊るしVerが無いということ。19BYの「むとうや」さんVer(吊るしあらばしり生原酒)を買い損ねただけに。 純米大吟醸山田錦40%は、酢酸イソアミル系のほんのりバナナ香漂うやわらかなお酒。ちょっと、やわらかすぎかな?昨秋の東京の会で飲ませてもらった18BYの印象が素晴らしく、熟成してからの味に期待をしていたのだが、これは19BY同様早飲みタイプなのか。 大吟醸山田錦40%は、カプロン酸系の熟リンゴ香。出品酒好きの私であるが、ここ1年くらいの間で、苦手になりつつある香味。フレッシュなうちは美味しく感じられるのだが、ピークからダレが入ってくるとツライんです。お酒の出来は素晴らしいんです。 今回は、実に内容の濃い蔵訪問でした。 #
by tobingakoi
| 2009-03-15 01:50
| 酒蔵訪問
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