カテゴリ
以前の記事
2010年 03月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 09月 2007年 07月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 05月 2005年 03月 2005年 01月 お気に入りブログ
その他のジャンル
最新の記事
ブログジャンル
画像一覧
|
2年振りに、一泊二日の那須周辺への小旅行。家族を連れて訪れたのは、 初めてのこと。 家族連れとは言え、目的は「旭興」さんの蔵&那須湯本の「月井商店」さんを訪ねることだなんて、 家族の皆様には言えません~... 旭興さんの蔵を訪れるのは、「ミンナの酒」のしぼり以来。 渡邊さんとは毎年山形新酒鑑評会&仙台での定例飲み会でお会いしていますがね。 案内されたのは、新しく建てた事務所。その脇には、ご夫妻のご自宅なのかな? 毎年着々と設備投資をされてますね!! お話を伺うと、「遠心分離式のしぼり機」にご興味があるよう。槽でしぼる手間隙を考え たら、この設備を導入したほうがいいのでは?とのこと。粕歩合が50%程度なら導入 したいな~ なんて。この規模でこの考えかたをしているとは、ほんと脱帽です!! 宮城では「勝山」さんが導入していますが、粕歩合は70%なんだそうですよ。でも、 秋田の「能代」では50%位でしぼっているとの話もあるので、導入検討の余地はありそう です。 今期新たな取り組みとして、酒母二段仕込をやってみたとのこと。これって、石川県工業 試験場のHPに掲載されていたレポのやつか? 毎年なんらかの試験醸造をして、技術鍛錬を繰り返しているってのには、感心するばかり です。そんなことやっている蔵なんて、なかなか無いですからね。 来年は、ぜひ造りの時期に訪ねてみたいと思います。 今回「月井商店」さんで仕入れてきたお酒&Moreはコチラ。 2007年醸造の「ミンナの酒」。2年も月井さんの冷蔵庫で保管していただき、ほんと 申し訳ありませんでした。このお酒、山田錦50%+熊本KA-3で醸したお酒。 斗瓶4本で採ったお酒を、斗瓶毎に出荷していただいたもの。はたして、2年熟成させた お酒のお味は。 微妙ではあるが味には差があり、斗瓶3本目が旨み&膨らみともに抜群。1本目はまだ ちょっと若い。2本目はあと少しだけ熟成させたい。4本目は1本目に近い若さ。 採取したタイミングはそんなに違わないにもかかわらず、味わいが微妙に違うなんて、 日本酒は奥が深いお酒なんだな~っと、改めて感じさせられました。 そしてコチラは、 左から、「ミンナの酒」進化版と言える、 20BY雄町40%+熊本KA-3の純米大吟醸生原酒。 「ミンナの酒」1stVerは、2年熟成させてやっと味が乗ってきた程のシッカリとしたお酒 でしたが、進化版は今年の秋から来年の春先が飲み頃か? 前回の教訓が生かされてますね。 真ん中は、19BYの試験醸造品、「とちぎ酒14号」で醸した35%精米の純米大吟醸。 市販されたのはほんの少しだけ。渡邊さんが酒質に納得出来なかったのか、残りは 他のお酒にブレンドしてしまったそう。 新酒の頃はあっさりとしたインパクトの少ない酒でしたが、1年熟成させたこのお酒は T-F+K1401酵母両方の特徴が生かされた味わいになっていましたが、若干T-F の特徴が強いのかカプ系の華やかな香りと柔らかな味になっていました。 今が飲み頃ですね。 右のお酒は、20BY試験醸造「二段酒母」仕込みの純米。薄めの酒母と濃いめの酒母 を混ぜたものだそうで、酸と旨みが両立した酒質になっていました。火入れ版を ひやおろしとして出すようですが、どんな熟成経過を辿るのかが楽しみなお酒です。 予想としては、 燗して旨いお酒になりそう。これまでの「旭興」路線とは違ったものになるか!! 最後は、コチラ。 地元(黒羽)酒販店限定の、黒羽の原料にこだわったお酒。たわら寿の二代目に 頂きました。 初めて飲みました。こんなお酒が出ていたとは。冷やでも燗でも飲めるオールマイティー なお酒。たまか青ラベルの特純っぽいのだが、酸の出方が穏やか。 久しぶりの「旭興」ざんまいは、オドロキと感動の連続。 今後も目が放せない蔵ですね。
by tobingakoi
| 2009-05-05 03:07
| 日本酒購入履歴
|
ファン申請 |
||